前回、βカロテンについて触れたので調べてみました。
βカロテンとは、ニンジンやあんずなどの緑黄色野菜や果物に含まれる赤や橙色の色素のことで、プロビタミンAとも呼ばれ、体内に取り込まれると必要な分だけがビタミンA(レチノール)に変換されます。
【ビタミンAにはどういう働きがあるのか?】
ビタミンAは科学名「レチノール」のことで語源のRetina(網膜)から由来するように、夜間の視力維持や、皮膚や粘膜の健康維持、抗酸化作用があり、欠乏すると肌荒れや夜盲症、成長障害を引き起こすともいわれており、私たちには欠かせないビタミンの一つです。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に調理すると吸収力が上がります。
ビタミンA(レチノール)の代表的な食品はレバーやうなぎなどの動物性食品です。
しかし、ビタミンAは摂りすぎてしまうと、過剰症を引き起こしたり、妊娠されている方は、胎児に奇形が生じる可能性があるといわれ、厚生労働省でも摂取基準が制定されております。欠かせないビタミンと言っても少し注意して摂取する必要があります。
ビタミンAは摂らなくちゃいけないけど、いちいち摂取量を気にしながら摂るのはめんどくさいですよね。
そこで、ビタミンAを摂るならβカロテンで摂るのがおススメです。
βカロテンは体内で必要な分だけがビタミンAに変換されるため、過剰摂取の心配がないそうです。
摂取量なんて気にしなくても好きなだけ摂れるのです。
不要な分は脂肪分として吸収されるか、排泄物として排泄されるというとても都合のいい働きをしてくれます。
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