訪日外国人の増加により、秋葉原周辺の日本人の割合は、まるで外国にいるように感じるほど
とは言いすぎでしょうか？

日本での体験をSNSで発信したり、外国へ進出した日本の外食店の味を本場の日本の店で体験するなど、企業にとってはビジネスチャンスが広がっています。

ある国の人たちが日本のある特定の場所に非常に多く訪れているという話があり、その国の大使館に勤務する方にお会いする機会があったのでその理由を聞いたところ、 特に理由はないが、SNSで良い所と紹介されたことが拡散したのではないかということでした。

我々日本人が知らないだけで、歴史的・宗教的に関連する何かがあるのではないかと期待していたのですが、残念ながら特に何の関連性もなかったようです。

訪日外国人と一括りにするのではなく、地域や国に分けて嗜好分析ができれば更にビジネスチャンスが広がるかもしれません。

なかなか参考になるデータは少ないのですが、観光庁の「延べ宿泊者数」（訪日客数ではありません）を整理しましたので、お役に立てれば幸いです。

外国人「延べ宿泊者数」の統計（データ元：観光庁 宿泊旅行統計調査）

対象施設：従業員１０人以上の宿泊施設
対象期間：2018年は1月から12月までの合計
　　　　　2019年は1月から5月までの合計

単位：千人
※標準誤差率が30％以上の推定値は除外しました。