弊社が輸入する砂糖不使用ドライフルーツの宣伝と市場調査を兼ねた無人販売オール１００円を始めてから約２年を経て、今年８月から本格的に屋内での有人販売を始めました。


買いやすさ２００円と量重視５００円の２つの価格設定で販売してみると、１人で１，０００円以上購入する方や男性の割合が４０％もあるなど、驚くことばかりです。改めてドライフルーツの関心の高さを確認できました。
自分の価値に合うものは普通よりも高い価格の商品が売れる時代ですが、報道にあるように、女性の所得向上やパワーカップルの存在などが良い影響となっているように思います。
そのようなことから国税庁の給与統計を調べてみたところ、女性の給与所得者数は５年間で178万人増え（男性は136万人の増加）、年間給与300万円超600万円以下の人数は91万人増加（男性は44万人増加）しております。
健康的な食べ物として市民権を得つつあるドライフルーツですが、やや高いことが難点です。女性の所得増加によって、消費が増えることを期待したいです。



１年を通じて勤務した給与所得者（民間事業所が対象、役員なども含む）

			2012年		2016年
			男性	女性	男性	女性
給与所得者総数（万人）			2,726	1,829	2,862	2,007
	平均年齢（歳）		44.9	45.0	45.9	46.1
	平均給与（万円）		502	268	521	280
正規雇用者数（万人）			2,081	931	2,172	1,010
	平均給与（万円）		521	350	540	373
非正規雇用者数 （万人）			294	694	348	807
	平均給与（万円）		226	144	228	148
給与所得者の給与別構成（万人）
	300万円以下		663	1,207	663	1,265
	300-600万円以下		1,346	534	1,390	625
	600-900万円以下		489	67	538	89
	900万円超		229	21	271	28
参照元：国税庁　統計情報より

※給与とは、給料・手当及び賞与の合計額　（所得控除前の金額、非課税手当は含まない）

今回取り上げられたテーマに関連した 家計 や 消費動向 については、当コラムでも過去に紹介しております。是非ご参照下さい。