有名な食品や衣料の小売チェーンの方は、消費者は安いものを求めていると言うけれど、家電の世界はそうとも言えない感じです。ドライヤーでも１万円を超えるものが売れているようですし、２万円を超えるトースターも売れますし、扇風機も同様ですし、挙げればキリがありません。機能特化の家電の先駆けとも言える、布団を天日干ししなくてもダニ退治ができるレ〇〇〇プや高機能とデザイン性を重視したダ〇〇〇は、日本の家電メーカーよりも目のつけ所がよかったと思います。

共働きや単身世帯も多くなっていることから、単なる時短だけでなく、自分の価値に合う商品なら、従来の安売り商品より高くても売れることが明らかになりました。
当社が食品を扱っているということもあるのですが、興味のある家電が「調理家電」です。
探してみると、ドライフルーツやナッツが活用できるものがありました。

何年も前からあったヨナナスも注目しますが、

①ヨーグルト　→　前夜にドライフルーツを漬けこめば翌朝にはプルプル食感に
②アイスクリーム　→　細かくしたナッツやドライフルーツはトッピングにも練りこみにも
③グミ　→　ドライフルーツをジャムにすれば、簡単にグミに
④チョコレートフォンデュ　→　ナッツやドライフルーツはチョコとの相性抜群
⑤チーズ　→　クリームチーズとドライフルーツでワインのお供に最適
⑥野菜シュレッダー　→　ナッツも砕けるものはサラダトッピングなどに活躍

がよさそうです。

個人的に試したいのは②です。 以前、自家製ジェラートを販売しているお取引先で、刻んだドライアプリコット（砂糖不使用）を混ぜた商品があったのですが、他のジェラートよりもクリームチーズのようなねっとりとした、意外な食感になりました。
理由は、ドライフルーツが、アイスが固まる前の水分を吸い取ってしまったのではないかということでした。（もし試される場合には、ドライフルーツはサッと湯通しして、煮沸殺菌することをお勧めします。）

ふと思いましたが、①から⑥まで買ったとしても、置き場に困ってしまいそうです。 便利な家電製品が増えましたが、保管専用の棚が必要ですね。
将来は、家の間取りもウォークインストレージとかいった、家電専門の保管スペースができそうです。