【橙色のβカロテンパワー】
先日、気になる記事を目にしました。
“放射能に勝つ「食材」”
問い合わせが来そうなタイトルですが、
そこにはミトコンドリアの研究をしている医学大学の有名な教授が紹介されていました。
(検索するとすぐ見つけられると思います。)
キーワードは「赤」と「緑」。
教授によると野菜や果物の赤や緑はβカロテンで形成されており、体内に取り込まれると粘膜を保護する働きがあるといわれるビタミンAに変換され、放射線で破壊された細胞を修復する働きがあると書かれていました。まさに「信じるか信じないかはあなた次第」といったところです。
βカロテンの含有量が多い食品といえば、野菜ではニンジンやホウレンソウが有名ですが、調べてみると果物では「あんず」が他の果物に比べ非常に多かったのです。
それも干しあんずは乾燥させることで栄養が凝縮されるためか、生鮮のあんず(1400μg)に対し(4800μg)と約3.4倍も増えることが分かっています。(日本食品標準成分表参照)
もちろんあんずにはβカロテンに限らず豊富な栄養価が含まれています。
野菜をとるのも大事ですがデザートやおやつで摂るほうが心にも体にもおいしいのではないでしょうか。
手を加えずに豊富な栄養を摂らせてくれる自然の恵みにありがたさを感じながら、
干しあんずを一粒いただきます。